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乳腺炎の初期症状を見逃すな!受診するなら何科?乳腺炎で入院した私が原因と7つの対処法についてまとめます。

ご訪問ありがとうございます。

4歳差姉妹を母乳育児で育てたじゅりいです。

前回、私が乳腺炎で入院になった時の体験談を書きました。

この記事でも分かるように、乳腺炎はこじらせると本当に厄介です。

今回は、乳腺炎の原因と思われるもの、なってしまった時の対処法などについて詳しく書いていきます。

助産師さんの指導と私の経験から言えることですので、あくまで一例として参考にしていただければと思います。

こんな方におすすめです

  • 乳腺炎の症状がどんなものか知りたい
  • 乳腺炎になった時の詳しい対処法が知りたい
  • 乳腺炎になったら、どこの科に受診すればいいか分からない
目次

乳腺炎の種類と症状

乳腺炎には、「うっ滞性乳腺炎」と「化膿性乳腺炎」の2種類があります。

こちらのサイトに詳しく書かれています。

病気や症状等の医療情報をわかりやすく 医師・病院と患者をつなぐ医療検索サイト | メディカルノート

うっ滞性乳腺炎

出産後すぐに母乳がたくさん作られるようになり、乳房が張って痛みを伴う症状を「うっ滞性乳腺炎」というそうです。

熱が出たりすることはなく、母乳がうまく出なかったり、詰まったりすることにより発生します。

「乳腺炎」とは言っても、こちらは実際に炎症が起きているわけではないようです。

こちらを経験しているお母さんはけっこう多いのではないかと思います。

うっ滞性乳腺炎は、赤ちゃんが母乳を上手に飲んでくれたり、母乳マッサージで詰まりを解消すれば解決します。

化膿性乳腺炎

化膿性乳腺炎は、上記のうっ滞性乳腺炎の状態の所に乳口から細菌が入り、乳腺内で炎症が起こってしまう状態です。

私が経験したのは、「化膿性乳腺炎」の方です。

体験談の記事でも書きましたが、主な症状は

・突然の高熱・頭痛

・高熱以外に感冒症状などはみられない

・乳房にしこりや発赤がある

・しこりに触れると痛みがある

・出てくる母乳は若干黄色がかっており、美味しくない(甘じょっぱい)

そして、とにかく辛いです。

重症化すると、手術で乳房を切開し、膿を排出させることになります。

考えただけでも恐ろしい・・・(;´Д`)

乳腺炎になった、考えられる原因

 体験談編で書いた話の他に、実はその後もう一度乳腺炎になったことがあります。

2回の乳腺炎経験から考えられる原因を挙げてみます。

疲労・ストレス

 おそらく、これが要因の8割を占めているんじゃないかと思います。

母乳トラブルのほとんどの原因と言っても過言ではないかと。

私は乳腺炎の他に乳口炎という乳頭の炎症にも頻繁になっていたのですが、乳口炎の原因も疲労・ストレスがほとんどだと思っています。

疲労がたまると免疫力が低下し、細菌やウイルスなどに感染しやすくなります。

でも、授乳中は夜間も頻繁に起こされたり、家事・育児でゆっくり休みが取れないのも事実。

疲労・ストレスをスッキリ解消することは難しいです・・・

乳口炎について考察した記事はこちらです▼

体の冷え

 私は普段から冷え性です。

それなのに長野という寒い地域に住んでいるので、体に堪えます(苦笑)

母乳は体が温まっている方が生産されやすいですので、授乳中はできるだけ体を温めるようにしていました。

ごぼう茶などはとってもオススメ。今でも飲んでいます。

1回目に乳腺炎になったのは、寒くなり始めた10月末でしたし、2回目は極寒の2月中旬頃でした。

体が冷えると免疫力低下しますし、母乳の質も悪くなる気がします。

詰まりやすい体質

母乳が詰まりやすい体質というのは、あるような気がするのです。

特に母乳がたくさん出る人、それから冷え性の人に多いかも。

(まわりのお母さんたちの証言より)

私もどちらかというと、詰まりやすい体質のようです。

そういう体質の人は、特に注意です。

食事内容は体質によりけり?

食事についてははっきりしたことは言えませんが、母乳トラブルについて書かれているサイトなどを見ると、「脂っこいものや高カロリーのものを食べると詰まりやすい」と書いているものが多いです。

助産師さんの意見もまちまちで、食事で詰まると言う人と、関係ないという人がいます。

医学的な根拠もないそうです。

食事内容がすぐに母乳に反映されるかどうかも、体質によるのではないかというのが私の見解です。

失敗から学んだ、乳腺炎になった時の対処法7選

 1回目に乳腺炎になった時は、初期症状を見逃してすっかりこじらせてしまいました。

2回目はこの失敗を教訓とし、早期に対処したことで重症化を免れましたので、少しでも乳腺炎の可能性があれば以下を試してみてください。

とにかくしっかり休むこと!

一番は休養です。

乳腺炎になった時は、大抵身体が疲れている時であることが多いので、まずはよく休みましょう。

家事など手伝ってくれる人がいれば全部任せて、休養に専念できる環境を作れるといいです。

ただ、授乳だけは休めないと思うので、赤ちゃんを横に連れてきて一緒に寝て、添い乳してもいいかもしれません。

水分は多めに補給すること

 水分不足になると、母乳が粘度を増し、さらに詰まりやすくなってしまいます。

高熱を出している時も水分補給は大事ですので、普段より多めに水分摂取しましょう。

⇩このようなハーブティーも効果的です!ごぼう茶もいいんですが、毎日だと飽きてきますからね💦

美味しくて、さらに母乳も詰まりにくくなるなら一石二鳥ですね(*´ω`*)

早急にしこりを解消すること

赤ちゃんに頻繁に吸ってもらうことで解消すると言われていますが、場合によっては自分で搾乳したり、助産師さんのマッサージでないと解消しないこともあります。

私も2回目に乳腺炎になった時は、自分で搾乳して詰まりを取りました。

乳栓という塊が3つも出てきてビックリした覚えがあります(;^ω^)

乳栓って、こんなのです▼

いろんな向きで授乳をする

 母乳の出口、乳口は片方につき10ヶ所以上あると言われています。

全部の出口から母乳が出れば一番いいのですが、同じ向きでばかり授乳していると、よく出る所と全然出ない所ができてしまいます。

なので、いろんな方向から飲ませて、線が詰まらないようにすることが大事です。

私が助産師さんに教わった飲ませ方は、

・抱き飲み(赤ちゃんを普通に抱っこして飲ませる、一般的な授乳方法)

・脇飲み(フットボール抱きとも言われる。授乳クッションなどを使うとやりやすい)

・縦飲み(膝の上に赤ちゃんを乗せて、正面から飲ませる)

以上の3つの飲ませ方です。

脇飲みは、赤ちゃんの体重をほとんど授乳クッションに預けてしまうので、かなり楽に授乳ができます。

 母乳はしっかり出すこと

しこりのある場所が炎症を起こしており、そこに美味しくない母乳も溜まっています。

しこりを解消するためには、炎症を起こして美味しくない母乳をどんどん排出しなくてはなりません。

授乳していれば排出はされていきますので、しこり解消と共に授乳を続けていけば大丈夫です。

ただ、赤ちゃんが母乳の味に敏感で、乳腺炎の母乳を飲まないなどあれば、搾乳してしのぐ方法もあります。

しこりや痛みのある部分を冷やすこと

 乳腺炎になると、しこりができ、痛みを伴います。

炎症部分は熱感があることもありますので、痛みと熱感の軽減と、しこり部分の母乳分泌を下げるためにアイスノンなどで冷やすと効果的です。

 私は寒い時期に乳腺炎になったので、部分的とはいえ体を冷やすのはけっこう辛かったのですが、冷やすと本当に改善が速いように思います。

高熱が辛い場合、解熱剤を使うのもあり

高熱が出ると、本当に辛いです。

頭痛や耳の聞こえが悪くなるなどの弊害も出てきますし、本当に何もできなくなります。

少しでも症状を緩和させるために、解熱剤を使うのもひとつの手です。

授乳中なので、薬はできるだけ使いたくないという方が多いと思いますが、授乳中でも飲める市販薬はあります。

こちらのサイトに詳しく掲載されています。

授乳中に安全に使用できると考えられる薬 | 国立成育医療研究センター

普段から頭痛持ちの私は、イブAを愛用しています(;^ω^)

胸に少しでも痛みがある+発熱=乳腺炎の可能性大!診療科はどこへ?

 辛過ぎてとてもじゃないけど自分で対処できない!病院にかかりたい!

という場合もあるかと思います。

乳腺炎をみてもらえる診療科って、どこなんでしょう?

ちなみに体験談編でも書きましたが、私がかかった内科では診てもらえませんでした(;´Д`)

乳房外来・母乳外来のある産婦人科

 一番はここですね。

「乳房外来」「母乳外来」がある病院なら、助産師さんがしっかり診てくれると思います。

自分が出産した産婦人科に、乳房外来・母乳外来が併設されているかを確認しておくといいかもしれません。

出産した病院なら、対応してくれる助産師さんとも面識があるので、安心です(*´▽`*)

母乳マッサージなどをやっている助産院

 助産師さんが個人で開業しているのが、助産院です。

母乳育児の相談や、母乳マッサージなどをしてもらえます。

しこり・詰まりなど、助産師さんの手にかかればすぐに解消することが多いので、近くの助産院を見つけておくと安心です。

乳腺外科

乳房の異常を診察してくれる科なので、乳腺炎も大丈夫のはず。

ただ、乳腺外科のある病院はあまり多くないかもしれませんね。

お住まいの地域に乳腺外科のある病院があるか、確認しておくと良いと思います。

外科

例えば、里帰り出産したので出産した病院が遠い、近くに乳房外来・助産院・乳腺外来などがない、などの場合、かかる科は外科になります。

ただ、必ず診てくれるかどうかは不明です・・

乳腺炎でたらい回しに遭ったという口コミを見たことがあるので(-_-;)

あちこち回った結果、開業医の内科でしっかり診てもらえた、という話もあったので、お医者さんによるのかもしれません。

乳腺炎は早期対処が肝心

授乳中に突然の高熱+痛いしこりは、ほぼ乳腺炎だと思って間違いないと思います。

さらに自分で母乳の味を確かめて、不味い、しょっぱいと感じたらほぼ確実です。

「これは・・!」と思ったらすぐに対処が肝心です。

私は入院まで行ってしまいましたが、そんな人もあまりいないと思うので、この体験を無駄にしないために記事としてまとめてみました。

現在も次女だいちゃんを母乳育児中ですが、今のところ乳腺炎にはならずに済んでいます。

危ないことは何度かありましたが、それもこれも拗らせた経験があったから早期対処できたのだと思っています。

そろそろ断乳を考える時期に来ておりますので、最後までトラブルなく過ごせるよう用心していきたいものです。

母乳育児が辛い経験とならないよう、乳腺炎に限らず母乳トラブル予防の参考にしていただければ幸いです。

長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m

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