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【乳口炎体験談③】乳口炎(乳頭炎)や慢性乳口炎に使用した口内炎薬その他薬の遍歴。最後は皮膚科で処方してもらいました。

訪問ありがとうございます。

4歳差姉妹を2人とも母乳で育てたじゅりいです。

私は授乳期間中、長いこと乳口炎に悩まされていました。

最初になったのは長女が4ヶ月くらいの時。その時はとっても大変でしたがこんな方法で治療しました⇩

上記の方法で一度しっかり治ったのですが、体質なのか繰り返し乳口炎になってしまっています。

何度も繰り返すうちに治らなくなってきました。

こういう状態を「慢性乳口炎」というそうです。

慢性乳口炎の経過についてはこちらをご覧ください⇩

目次

そもそも乳口炎とは?

上記の記事にも同様の説明がありますが、乳口炎とは、母乳の出口である乳口が炎症し、痛みを伴う状態のことを言います。

乳栓が出てきた時に乳口を傷つけ、その傷が炎症を起こしてしまうことが多いようです。

乳栓とはこのようなものです⇩

最初に水疱ができ、それが破裂した後に乳頭が白くなり痛みを伴うこともあります。

「乳頭炎」「白斑」と呼ばれることもあります。

私は「口内炎と似た症状」という認識でいます。

最初にできた時にきちんと治療しないでいると、これが慢性化してずっと乳口に残り続けてしまいます。

※白斑と乳栓を同義としている人もいるようですが、乳栓は母乳の塊のことで、炎症とは別物です。ただ、乳栓が取れた後に乳口炎を発症することが多いため、無関係ではありません。

乳口炎(乳頭炎)に使用した薬の数々

乳口炎(乳頭炎)を発症してから使用してきた薬をここでご紹介します。

長女授乳時に使用した薬

デキサンVG軟膏

長女4ヶ月の時に初めて乳口炎を発症した時に使用しました。

くすりのしおり | 検索結果詳細

出産直後、会陰縫合後の傷にも使用したことがあります。

ステロイド含有の軟膏なので、痛みの引きが早いです。

ステロイドの強さは5段階中3なので、まあまあの強さです。

授乳時は、赤ちゃんの口に入らないようしっかりと拭き取ることが必要です。

ケナログ

ケナログは口内炎の薬として知られています。

長女授乳中、2回目に乳口炎になった時から使用を始めました。

口内炎治療薬「ケナログ 口腔用軟膏0.1%」リニューアル発売 – Bristol-Myers Squibb

少しザラッとした感触の軟膏で、実はこれもステロイド含有です。

ステロイドの強さは5段階中2ですので、弱めです。

口腔内に使用できる薬なので、授乳中の使用も比較的安心です。

イソジン

うがい薬として有名なイソジン、乳口炎においては消毒薬として使用しました。

授乳後に軟膏を塗る前にイソジンで乳口を消毒するのです。

これは助産師さんの指導で、イソジンは出産した産院の乳房外来で乳口炎の治療を指導していただいた際にもらいました。

どのくらいの人が乳口炎になるのか分かりませんが、この時にいただいたイソジンは大活躍してくれました。

次女授乳時に使用した薬

アフタゾロン

 ケナログと同じ、口内炎の薬です。

くすりのしおり | 検索結果詳細

この薬もステロイド含有薬で、ステロイドの強さは5段階中2でケナログと同じです。

ケナログのようなザラッとした感触はなくなめらかな軟膏なので、私個人としてはアフタゾロンの方が気に入っています。

次女授乳中にも乳口炎を発症しまして、アフタゾロンを使用したところかなり良く効きました。

慢性化する前だったから、かもしれませんが(;^_^A

デスパコーワ

 こちらの薬も口内炎薬で、次女授乳時に使用しました。

白いクリームのような軟膏で、ステロイド含有薬のようなねっとり感はありません。

ステロイドが入っていないこともあり、効き目は緩やかな印象です。

ただ、ステロイドが入っていないことで授乳時念入りに拭き取る必要がなく、患部を刺激せずに授乳ができるという利点があります。

長女9ヶ月の時、とうとう患部から出血

目次上の記事に経過が書かれていますが、長女授乳中の慢性乳口炎は最終的には乳口から血が出るようになってしまいました。

出血は微量だったものの、これ以上悪化させたくないし、娘に血の混じった母乳を飲ませるのに抵抗がありましたので、新しい薬を処方してもらうことにしました。

当時使っていたデキサンVGやケナログも底をつきそうでしたしね。

産婦人科ではなく、皮膚科を受診

私の職場は病院なので、体調不良等あれば仕事の合間に受診することが可能です。

ですが、残念ながら産婦人科がないのです・・

休みを取って出産した産婦人科へかかるという手もありましたが、自己流で対処してこじらせた乳口炎を見せたら怒られそうで、行けませんでした(苦笑)

(一度きちんとした治療法を教わっていますので・・)

それじゃ、どこへ受診したらいいか?と考えた時、乳口炎は乳首の先端が炎症を起こしているのだから、皮膚科でも大丈夫なんじゃないか、と考えたわけです。

そして、勤務先には皮膚科がありました!

そして、さっそく職場上司に許可をもらい、勤務先の皮膚科へ。

※ちなみに、乳腺炎は乳房外来や乳腺外来で診てもらえます。それらが近所になければ外科になります。

 皮膚科の先生は、乳口炎を知らなかった

皮膚科を受診し、先生に「乳口炎がひどくなって」と話したら、

え?にゅうこうえん?どういう字書くの?

という先生の反応💦

 皮膚科の先生は乳口炎を知らないんだ・・・と、この時初めて知りました。

私は勤務先の皮膚科に「病名:乳口炎」で初めて罹った患者だったかもしれません。

とりあえず患部を見てもらい、

  • 乳口炎という病気について
  • 最初に発症したのはいつか
  • 治りかけたり悪化したりを繰り返していること
  • 症状がありながらも授乳を続けていること
  • 今まで施してきた処置や薬の種類について
  • 直近の症状

以上について説明しました。

まさかお医者さん相手に乳口炎の説明をするとは思いもしませんでした。

仕方ないですね、産婦人科じゃなくて皮膚科に来ちゃったんだもの。

でも先生、私の説明を一生懸命聞いてくれました。

ありがとう、先生(ノД`)・゜・。

 皮膚科で処方された薬は?

今回はデキサンVG軟膏ではなく、ベトノバールG軟膏とサトウザルベ軟膏を混ぜたものが処方されました。

サトウザルベ軟膏についての詳細はこちら⇩

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ベトノバールG軟膏についてはこちら⇩

くすりのしおり | 検索結果詳細

先生の説明によると、デキサンVGもベトノバールGも、リンデロンという薬のジェネリックなので成分は一緒なのですが、基剤が違うんだそうです。

「基剤」とは、有効成分である「主剤」を溶解して患部に浸透させやすくするものです。

こちらのリンクに分かりやすい説明が書かれています⇩

皮膚用薬の「軟膏」と「クリーム」、何が違うの? │ 皮膚Q&A一覧 │ ひふ研 「ひふ症状、ひふ薬の使い方の疑問に答える情報サイト」 │ 第一三共ヘルスケア

そして、処方された量が半端なく多かったのです。

何と50g!!

入れ物もボトルタイプだったので、化粧クリームと間違えそうな量です(笑)

中身は白いクリーム状のお薬で、今まで使用していたねっとりとした軟膏とは使い心地が違いました。

 一緒に口内炎の薬も処方された

もう一つアフタゾロンという口内炎の薬が処方されました。

「持ってると便利だよ。口角炎ややけどにも効くしね」と先生のおすすめ。

混合薬が山ほどあるから乳口炎には使わなそうだけど、私は口内炎にもなりやすいのでありがたかったです✨

薬を塗り始めて2週間ほどで完治!

皮膚科処方の薬を塗り始めて、約2週間で乳口にあった白い部分がなくなりました。

痛みもなくなり、それ以降再発することはありませんでした。

ずっと治らなかった乳口炎だったのに、驚きです!

仕事を始めたことで授乳回数が減り、母乳の分泌が低下したことも関係しているとは思いますが、皮膚科の先生には感謝感謝です✨

完治まで3ヶ月以上かかってしまいました・・

 おわりに。

3ヶ月以上もこじらせてしまった乳口炎、結局最後はお医者さんのお世話になりました。

慢性化してしまうとなかなか自分で治すのは難しくなることがよく分かりました。

慢性化する前に治してしまうことが大事ですね。

もしも慢性化してしまったら、早めに乳房外来や皮膚科を受診し、医師に相談してみることをおすすめします。

最後までお読みいただき、ありがとうございましたm(__)m

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