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【助産師さん直伝】「SMC式」乳口炎(乳頭炎)治療法について。大変ですが確実に治ります。

ご訪問ありがとうございます。

4歳差姉妹を2人とも母乳で育てたじゅりいです。

今回は、大変だけど確実に乳口炎を治療できる方法について書きます。

ここでご紹介する治療法は、諏訪マタニティ―クリニック(SMC)の助産師さん直伝の方法です。

私が乳口炎になった時に実際に試していますので、体験者としての感想も交えて書いていこうと思います。

※諏訪マタニティークリニック(以下SMC)で教わった乳口炎治療の方法なので、SMC式乳口炎治療法と呼ぶことにします。

目次

諏訪マタニティ―クリニックについて

諏訪マタニティ―クリニックは、下諏訪町にある産婦人科です。

SMC諏訪マタニティークリニック

昭和51年開設の産婦人科で、私自身もこのクリニックで生まれました。

母乳育児を強く推奨している産婦人科でもあり、早くから乳房外来も開設されています。

不妊治療でも有名なクリニックで、院長の根津先生をテレビで見たことがある方もいらっしゃるのではないかと思います。

 SMC式乳口炎治療法とは?

4ヶ月の長女を母乳育児中、初めて乳口炎になりました。

乳首の先端が白くなっているし、授乳すると痛いし、その時はどうしたらいいか全く分からず不安だらけ。

「何かトラブルがあったらすぐ来てね」と助産師さんに言われていたことを思い出し、出産した産院(SMC)の乳房外来へ駆け込みました。

その時の指導は以下のとおりです。

  1. 乳口炎になった乳房は直母(直接母乳を飲ませる)をお休みし、搾乳する
  2. 乳口炎の方を搾乳する時は、勢いよく射乳をさせないようにする
  3. 乳口炎の方の分泌を下げるため、圧迫帯(強い伸縮性のある腹巻のようなもの)で乳房を圧迫し、アイスノンで冷やす
  4. 乳頭をイソジンで消毒してから患部にデキサンVG軟膏を塗布、上から抗菌布を当てる(抗菌布がなければラップで代用)
  5. 母乳が足りなくなるので、その分はミルクを足す
  6. 以上を1週間続ける

母乳を飲ませられるのは片方の乳房だけになります。

さらに患部のお手当の手間、搾乳の手間、ミルクを哺乳瓶で飲ませる手間が加わり、1回の授乳にかかる時間がものすごく増えます。

使用する薬

デキサンVG軟膏はステロイド含有の軟膏で、ステロイドの強さは中くらいです。

詳しくはこちらをご覧ください。

KEGG DRUG: ステロイド外用薬の強さ

イソジンは、皆さんご存知のうがい薬です。

ティッシュなどに含ませて患部を消毒します。

圧迫帯とは?

圧迫帯とは、このようなものです。

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産後の骨盤矯正に使用するような、戻りの強い腹巻みたいなものです。

圧迫帯を切った部分から健康な乳房を出し、患側を圧迫します。

乳房外来で助産師さんがおもむろにコレをザクザクと切り始めた時はビックリしました(◎_◎;)

この治療では、乳口炎になった方は飲ませないで、強めの薬で一気に治してしまおうということなんですね。

 実際に試してみた感想

結果から言うと、1週間で完治しました。

助産師さんが指導してくださっただけあって確実に治りますし、患部を刺激せず薬を塗り続けるという点では理にかなった治療法だと思います。

刺激しなければ、治りも早いですからね。お薬も口内炎の薬と比べると強いですし。

ただ、実際にこれを実践してみた感想は、かなり大変です。

何がそんなに大変だったのか、ここから説明します。

 搾乳が辛い

まず、乳口炎になった方の搾乳がしんどかったです。

当時、電動搾乳器を持っていませんでしたので、手しぼりで搾乳しました。

しかも、「射乳させないように」というのがクセモノで、ゆるゆると搾らなくてはならず搾り終えるのにえらく時間がかかってしまいました。

それを、授乳のたびにやるわけですので、首や肩が凝り、手も痛くなります。

圧迫帯とアイスノンで分泌を下げるので、搾れる量はだんだんと減っていくのですが、それでも「搾り残しがないように」という指導もあったため、とっても大変でした。

 圧迫&アイシング

次に、圧迫帯での圧迫とアイスノンでの冷却。

圧迫帯で母乳の入った乳房を圧迫するので、最初はちょっと痛いです。

同時にアイスノンで冷やしますが、乳房だけでなく身体も冷えてしまって、冷えから腹痛を起こしたりしていました。

胸周りは心臓に近いのと、太い血管が多いので冷えやすくなるのかもしれません。

この治療を行った時は12月だったので、ただでさえ寒いところに来てわざわざ身体を冷やさなくてはいけないことが辛過ぎました。

 ミルクを足さなくてはいけない

直母で飲ませられない分、ミルクを足すということ。

SMCでは母乳育児を強く推奨しているのに、「そこはいいんだ」とちょっと疑問でした。

治療優先させるためには仕方ない、ということなんでしょうね。

(SMCでは入院中から搾乳の指導が毎回あり、授乳後は後搾りを必ずして足りなければそれを飲ませるということをしていました)

搾乳を飲ませるための哺乳瓶はありましたが、完全母乳だったためミルクは買う必要がありました。

私はミルクを足すことにさほど抵抗はありませんでしたが、完全母乳神話を信じている人だったら、到底受け入れがたいことだったのではないかと思います。

完全母乳で育てていると、赤ちゃんによっては哺乳瓶を嫌がる子もいると思います。

この大変な作業に加えて、赤ちゃんの哺乳瓶嫌いが出たら・・と思うとゾッとしますね💦

治るまで続けないといけない

上記の内容を1週間続けるのです。

やることが多くて、1回の授乳時間は優に1時間を越えていましたね。

それを1日7回とかやらなくてはいけないので、本当にどうにかなりそうでした。

大変すぎて、疲労から別の病気になりそうでしたよ(苦笑)

 治療開始後1週間で乳房外来を受診し、そこで助産師さんから「治りましたね。直母開始していいですよ」と言われたら治療終了です。

 おわりに。本気で治したい人におすすめです

大変な思いをしただけあって、乳口炎は1週間で完治しました。

その後乳口炎になった時は「この方法は辛過ぎて嫌だ」と思い、口内炎の薬を塗りつつ授乳を続ける方法に切り替えました。

その方法はうまくいかず失敗し続けて慢性化してしまったので、やっぱり助産師さんの言うとおりにしていれば良かったかなと後悔・・

本当に短期間で一気に治したい、繰り返したくない、という方には、ちょっと大変ですがこの方法がおススメです。

乳口炎治療で参考にしているのは、こちらのサイトです。

最強母乳外来・フェニックス

最後までお読みいただき、ありがとうございましたm(__)m 

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