訪問ありがとうございます。
じゅりいです。
保育園に通う4歳の長女しゃかちゃん、今年度から年中さんです。
保育園には去年から通園しているので、未満児から預けられている子と比べると通園年数は浅いです。
新年度になり、入園式でのクラス替えで驚く出来事がありましたので、そのことを書いていきたいと思います。
クラス替え、まさか担任が男性保育士?!
年中に上がるとクラス替えと担任変更があると聞いていましたので、入園式の際各クラスの外に名簿が張り出されているのを見て、娘と一緒にクラス内へ。
〇〇ちゃんと同じクラスだったねー、などまわりのママたちと話しながらのほほんとしていました。
その時、「〇〇ちゃん(娘の名前)、靴箱はここだよ」と、見知らぬおじさんが声をかけてきました。
(えっどうして娘の名前を知ってるの?この人。誰のお父さん?)
と不審に思ってよく見てみると、スーツのポケット部分に保育士がつける名札が!!
そして、張り出してある名簿の一番下に、その人の名前が書かれているではないですか😣
ま、ま、まさかこの人が担任の先生!?
正直、かなり動揺しました(◎_◎;)
だって、去年までこの保育園、男性保育士が一人しかいなかったんですもの。
しかも、その保育士さんじゃなくて、全く見たことのないおじさん⇦(失礼)
同じクラスのママたちも動揺
動揺を隠しつつも軽く会釈し、クラス入り口で雑巾やらボックスティッシュやらを提出。
クラス内にはすでに半数以上の子どもたちと、保護者が来ていました。
去年同じクラスだった男の子のママがいたので、雑談しつつ入園式会場へ向かいます。
その際、そのママは新しい担任の先生への負の感情を抑えきれない様子で、あからさまに嫌そうな表情と「こんなはずじゃなかった」という不満の数々を話していました。
イレギュラーだらけのクラス替え
去年までの担任の先生は、若い女性の先生で、いつもにこにこと対応してくださっていて、保護者からの好感度も高い人でした。
卒園式でその先生が保育園に残ることが分かり、
「きっと年中のクラスに上がってくるね」
とママたちの間でも話題にのぼっていたのですが(例年、年少から年中に進級する時に年少クラスの担任が一人は一緒に上がるというのが定石だったようです。ちなみにうちの保育園は2クラスなので確率は2分の1)、フタをあけてみたら何と2クラスとも全く別の先生でした。
そして、うちのクラスは男性の先生・・・
男性保育士さんは、異動してきたばかりの先生だった
この男性保育士さん、この4月から別の保育園から異動してきたばかりの先生でした。
今までの凡例が覆され、しかも新任の男性保育士が担任というなかなかの(?)イレギュラーだったこともあり、未満児から預けていたママさんたちはざわついていました。
ママたちの好奇の目線と批判の嵐
ママさんたちの容赦ない好奇の目線と、事実を受け入れがたいことから生じる批判は、見た目から始まりました。
「何ていうか、芸人の〇〇に似てない?」
「頭薄いけど、歳いくつなのかね?」
など。
それから、子どもたちをうまく統率できずにいると、
「これからやっていけるのかねえ?」
クラスに戻って今後の話や保護者への説明などを行い、その際若干要領を得ないようなことがあると、
「もう、不安しかない(~_~;)」
「一年で変わってくれないかな<(`^´)>」
もう、嫌悪感もあらわにクラスの後ろでヒソヒソ話しているのです。
うーん、、嫌悪感を持ってしまうのはしょうがないとしても、あまり本人のいる場所であからさまにするのもどうなんでしょう?と思いつつ、相槌を打ってしまう私。
私は花粉症がひどくマスク姿だったので、表情は隠せていたのがせめてもの救いでした。
ママたちの気持ちは分からないでもない
まあでも、気持ちはわかります。
私だって娘を預ける親として、男性保育士に不安がないわけではありません。
去年ニュースになった千葉市長のツイートの件や、男性保育士による幼児への犯罪などを耳にすることもあり、男性保育士を見る保護者の目が厳しくなっているのも事実だと思います。
そのニュースを耳にしたときは「そんなわがままなこと言って、保育士さん足りてないっていうのに」と、他人事のように考えていたものですが、今となっては「男の先生にうちの娘を着替えさせないで」という保護者の気持ちも理解できます。
もし自分の娘が被害にあったらと考えただけでもゾッとします。
だって、今回担任になった先生がそういう人でないという保証はどこにもないのですから。
ほとんどの男性保育士さんは真面目な方
ニュースで大々的に報道されるので、世間からは勘違いされてしまいがちですが、ほとんどの男性保育士は真っ当にお仕事されているはずです。
なので、バイアスのかかった目線で見られる男性保育士さんは、気の毒ですよね。
そんなに心配なら保育園に預けなければいい、という声も聞こえそうですが、共働きが常のこのご時世、保育園なしでは生活が成り立たない家庭がほとんどです。
男性保育士は全体の約4%
しかし、保育園の売り手市場となっている今、常に保育士不足で男性保育士も年々増え続けている現状であるため、今後同様の事件が起こる可能性は上がり続けるでしょう。
現在の男性保育士人口は、保育士全体の約4%程度であるとか。
どうしても昨今のニュースが思い出されてしまう出来事でしたが、男性保育士でも女性保育士でも、保護者がもっと安心して保育園に預けられる仕組みが必要だなと感じた一日でした。
年中さんは、始まったばかり。
男性保育士の先生が、今後どのような保育をしていかれるのか、注目していきたいと思います。
その後の記事はこちらです。
最後までお読みいただき、ありがとうございましたm(__)m
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