訪問ありがとうございます。
じゅりいです。
毎日子どもたちと過ごしていると、つい言ってしまう言葉。
褒めたり、注意したり、叱ったり、いろんな言葉がけをしていますが、私は最近旦那さんに指摘されて気付いたことがありました。
子どもに対して言っている言葉、それは自分も子どもの時に言われ続けていた言葉だったということに。
私がしゃかちゃんにいつも言ってしまう言葉
長女のしゃかちゃんに対して頻繁に使ってしまう言葉があります。
それは「早くしなさい」。
多分、どのご家庭でも使っている言葉だと思います。
普通のことのように思うのですが、この「早くしなさい」を早くしないといけない場面以外でも言ってしまうことがたびたびありました。
旦那さんに指摘されて気付いた
「じゅりいさぁ、しゃかに『早くしなさい』ってしょっちゅう言ってるよね。」
旦那さんにそう言われた時、「え?」と思いました。
感覚的に「そんなにしょっちゅう言ってたかな」と自覚がなかったからです。
でも、私がしゃかちゃんと一緒にいる時、「早くしなさい」をしょっちゅう聞くと言うのです。
厳密に〇時間に✖回言った、とか統計を取ったわけではないですが、第三者から見て「多い」と感じるということは、自分でも無意識的に言っていた可能性が高いです。
そう思うと、ちょっと怖くなりました。
自分も、親からずっと言われ続けていた
思い返してみると、私自身も母から「早くしなさい」とよく言われていたんですよね。
朝起きる時、食事の時、お出かけの時、お風呂に入る時・出る時、ピアノの練習をする時、寝る前、それはもう1日中。
今となっては「なぜそんなに性急に生活しなくてはいけなかったのか」と客観視できるわけですが、私がけっこうマイペースで行動がのんびりしているので、母はそれがイライラしたんでしょうね。
そして、子どもだった私も、それが正しいことか間違っていることかの判断ができませんでしたので、言われた通りにするしかありませんでした。
おそらく暗示がかかったようになっている
「早くしなさい」は母の口癖だったようにも思いますし、私もそれを言われるたびに不愉快な思いをしていました。
そして、言われ続けることで「私は物事を進めるのが遅いんだ」「行動が遅いんだ」と思うようになり、大人になった今でも要領よく物事を進めることが苦手です。
実際にできているかどうかは別として、苦手意識が根付いてしまっています。
言葉は、子々孫々と連鎖していく?
そのように育ってきた私は、「早くしなさい」という言葉に囚われているのかもしれません。
「早くしなさい」と言われ続ける➡早くしないといけない➡早くするのが当たり前、と刷り込まれてしまった結果、自分の子どもにも同じように「早くしなさい」と言ってしまうようになったんだと思います。
このまま私も気付かずに、子どもたちに不必要な「早くしなさい」を言い続けたら、子どもたちも私と同じような状態となり、その子ども(私からすると孫)にもそれが受け継がれてしまう可能性があるのかもしれない、と思い至り、戦慄しました・・
(あくまで仮定の話で、そうなると決まったわけではありません)
言葉を発する前に意識することが重要
連鎖するというのは仮定ですが、もしそうだとしたら、子どもに対して使う言葉には相当気をつけなくてはいけません。
今回例に挙げた「早くしなさい」もそうですが、口癖になっている言葉があったら尚更です。
口癖は無意識に言っていることも多いですので、自分で気付かないこともあります。
身近な人から指摘を受けたら、チャンスかもしれません。
「この言葉は、今この状況に必要な言葉か?」を吟味して子どもに声をかけられればいいですが、忙しい毎日の中でその都度それをやるのはけっこう大変です。
なので、口癖になっている言葉だけでもちょっと意識して減らしてみよう、と考えています。
意識する、これだけでも変わると信じています。
子どもには、ポジティブな言葉が必要
これまで書いてきたのは、子どもを追い詰めるような言葉がけのことです。
否定的な言葉は、自分の経験からも子どもの人生に悪影響をもたらす可能性があるため、使用は最小限に抑えて、できるだけポジティブな言葉がけをしていきたいところ。
私は毎日しゃかちゃんと一緒にいると、ポジティブな言葉がけよりも、注意したり怒ったりというネガティブな言葉がけの方が多くなりがちです。
これが、子どもたちの将来に影響すると考えると、できるだけポジティブな言葉がけを心がけていかなくては、と身が引き締まる思いです。
時には忘れてしまうこともあるかもしれないけど、今後は子どもに対して自分の発する言葉には十分気を付けよう、と思ったのでした。
旦那さんなど、身近な人に時々チェックしてもらうのもアリかもしれません。
最後までお読みいただき、ありがとうございましたm(_ _)m
コメント