訪問ありがとうございます。
じゅりいです。
「からすのパンやさん」という絵本をご存じですか?
今年5月に逝去された、かこさとしさん作の絵本です。
私が幼い時から実家にあり、よく読んでもらったのを思い出します。
40年近く前の本なので、古さが目立ちますがまだ読めます。
しゃかちゃんもこの「からすのパンやさん」が大好きで、今は私が読んであげています。
この本、初版は1973年なのでもう45年も前の作品なんですね( ゚Д゚)
今読んでも楽しめる、古さを感じさせない、世代を超えて愛される本だな、とつくづく思います。
最近、この本の続編を図書館で見つけました。私が懐かしくなってつい借りてしまったのでした。
からすのパンやさんの続編
自分が絵本を読んでいた頃は、もうずっと遠い昔のこと。
しゃかちゃんが生まれ、赤ちゃん向けの簡単な絵本から読み聞かせを始めて3歳くらいからストーリー性のある絵本を読むようになりました。
本は専ら図書館で借りています。購入すると置く場所に困るので、本当に気に入った本しか買いません。
新しい絵本を積極的に探す方ではなかったので、最新情報には疎く、「からすのパンやさん」の続編が出版されていることも図書館に置いてあることで知りました(;´∀`)
からすのパンやさんに出てくる4羽の子どもたち、チョコちゃん、りんごちゃん、レモンちゃん、おもちちゃん。
続編は、この子どもたちが大きくなってからのお話でした。
からすのてんぷらやさん
最初に借りてきたのは、この「からすのてんぷらやさん」。
図書館で見つけた時は、この懐かしい表紙に目を奪われてしまいました。
「あ、これは・・」吸い寄せられるように手に取り、特にしゃかちゃんが読みたいと言ったわけでもないのに、私が読んでみたくて借りたのでした(;^ω^)
火事で燃えてしまったてんぷら屋さんの復興を、大人になったレモンちゃんがお手伝いするお話です。
「からすのパンやさん」の時点では子どもたちの性別が分からなかったのですが、チョコちゃんとおもちちゃんは男の子、りんごちゃんとレモンちゃんは女の子なんだそうです。
レモンちゃんはパン屋の娘なので、パンを差し入れする場面も出てきます。
てんぷらやさんを甲斐甲斐しくお手伝いするレモンちゃん、最後には・・・
からすのおかしやさん
からすのてんぷらやさんを借り終わった後、また図書館で見つけました。
これは表紙にお菓子が描いてあるので、しゃかちゃんも「借りる!!」と食いつきが良かったです(笑)
子どもは即物的ですよね( *´艸`)
こちらは、大人になったチョコくんのお話。
この本では、チョコくんが大活躍です。
最初は実家のパン屋さんを手伝っていますが、チョコくんの思いつきでお菓子を作り始め、新しくお菓子屋さんを出店します。
見目麗しいお菓子たちがたくさん登場しますので、読んでいるとお腹が空いてきます(笑)
しゃかちゃんも、「これはケーキかな?何のお菓子かな?」と言いながら、興味津々で見ていました。
まとめ
「からすのてんぷらやさん」はレモンちゃんのお話、「からすのおかしやさん」はチョコくんのお話でした。
その他に、「からすのやおやさん」「からすのそばやさん」という絵本もあり、こちらはりんごちゃん、おもちくんのお話になっているようです。
シリーズ化しているので、こちらも借りてきて読んでみたいと思っています。
出版は2013年なので、からすのパンやさんから40年経ってからの続編だったんですね!!
巻末にかこさとしさんの言葉が載っていましたが、からすのパンやさんの続編を望む声が多く寄せられていたのだそうです。
読者の声を実現した形になったんですね。改めてすごい作家さんだと思います。
40年以上の年月を経て、本は親から子へ、さらには孫へと読み継がれていきます。
我が家のように、自分が読んでもらった本を子どもにも読み聞かせているという方は少なくないのではないでしょうか。
時代が変わっても、子どもの心を捉える本は変わらずにあり続けるのかな、と思いました。
最後までお読みいただき、ありがとうございましたm(__)m
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