訪問ありがとうございます。
じゅりいです。
先日、しゃかちゃんの通う保育園の運動会がありました。
この保育園、毎年平日に運動会があります。
平日は保護者が仕事を休みづらいため、保護者を対象とした保育園に関するアンケートで「運動会を土日に開催してほしい」という意見もあったようです。
しかし、この保育園では「子どもが力を出せる平日に開催し、土日は休ませたい」という方針があるようで、開催日に変更はありませんでした。
保育園によって、いろんな考え方があるんですね。
保育園の運動会、私はとても楽しみにしていました。
成長と共にできることが増え、体の動きもダイナミックになってきているのを実感できるとても良い機会ですからね。
歳とともに涙腺もゆるくなってきている昨今、何度かハンカチのお世話になりながらも楽しく観覧してきました。
ただ、保護者席からの応援・声援が少なめなのもちょっと気になりました。
それについても私なりに考えてみました。
応援が少ないことについては、以前卯野ハンナさんの記事を読んで「そのとおりだよ」と思ったので、ここでご紹介させていただきますね。
運動会の大まかなプログラム
朝8:30から始まり、お昼前には終了しました。
運動会って、昔はお昼挟んで1日がかりだったような記憶があるんですが、短くなりましたかね?
かけっこ
運動会の代名詞とも言える、かけっこ。各年齢ごとに分かれて、4人ずつ走りました。
0・1歳児はハイハイの子もいて、すごく可愛かったです(*´▽`*)
面白かったのが、4人のうち誰かが必ずフライングしていること。一応やり直すんですよね(笑)
走り方も、まだ足の出し方手の振り方をきちんと教わっていないから、みんな多種多様な走り方なんですよね。それもまた面白い!!
保護者席も、声援よりも笑い声の方が多かったんじゃないかしら(;^ω^)
各年齢ごとの競技
「競技」とは言っても、対抗する類のものではなく、保育園で毎日やってきたことを披露するような形のものでした。
年中さんは、鉄棒でくるんと1回転、大縄跳びを跳ぶ、などの様々なアクティビティを組み合わせた障害物競走のようなもので、それも一人ずつ取り組んでいきました。
速さや出来を比較するようなこともなく、とにかくゴールできればOK!
その後は、ダンスです。
音楽に合わせて、ペアになったお友だちと一緒に踊ります。
年中さんに上がってからやってきたことの集大成をここで観ることができて、目頭が熱くなるのをこらえられませんでした(´;ω;`)ウッ…
保護者や来賓参加の競技
これはもう、余興ですね(笑)
今回の保護者競技は、走ったり投げたりという大きなアクションのない競技だったので、若干盛り上がりに欠けた印象がありましたが、子どもたちはお父さんお母さんが登場するので、「パパがんばってー!」など大きな声で応援していました。
子どもたちの方が応援に熱心で、何だか申し訳ない気分になってしまいました・・・
異年齢で一緒に
去年はこの枠に「玉入れ」があったのですが、今年はそれがなくなって異年齢で行う競技(?)になっていました。
これも、小さい子がいるため激しいアクションはなく、手をつないでくるくる回ったりというかわいらしいものでした。
年長さんのリレー
最後に、年長さん全員参加のリレーがあります。
最後の競技ということと、クラス対抗という「競う」要素の入った競技ということがあり、一番の盛り上がりを見せていました。
短時間の中に、抜きつ抜かれつの競争劇、バトンを落とす、転びそうになるなどのドラマが凝縮するため、観ている方も手に汗握って応援するわけです。
静かだった保護者からも応援の声が飛び始め、在園時もこれまで以上に大きな声で応援していました。
両チームがゴールすると、全員整列して「応援、ありがとうございました!!」と年長さんたちが声を張り上げるじゃないですか。
そして、負けてしまったクラスの子は泣いている子もいる・・
もうこの場面だけで涙腺崩壊ですよ(T_T)
「みんな、よく頑張ったね!!」
来年、しゃかちゃんがこれをやると思うと、ハンカチ3枚は必要でしょう(笑)
保護者からの応援・声援が少ない原因は?
運動会全体を通して、保護者席からの応援・声援があまりなかったように感じました。
それは去年も同じように感じたことだったのですが、去年は季節外れの寒さだったのが影響していたんじゃないかと勝手に解釈しておりました。
今年はそれほど寒くはなかったので、寒さだけが原因ではないんだなと思い、自分なりに分析してみました。
撮影が忙しい
ほとんどの保護者が、カメラやスマホやハンディカムのような撮影道具を手に観覧しています。
我が子の勇姿を写真や動画に収めるのは、もちろん大事です。
この日この瞬間しか撮影できないですからね。
一生懸命撮影に集中するあまり、声援を忘れてしまいがちなのかも。
動画に自分の声が入らないように?
動画を撮影している方もたくさんいました。
私もスマホで撮影していましたが、しゃかちゃんが観覧席の近くに来た時に「がんばってー!!」と声をかけたので、自分の声が入ってしまいました(;´∀`)
私の両サイドの保護者の方も撮影しており、声を出した私の方をちらっと見た方もいたので、「しまった!」と思いました。ごめんなさい・・
でも、運動会なんですし、応援するのは自然なことですよね?言い訳してすみません(;^_^A
わーわー言っているのも運動会の醍醐味だと思っていただければ助かりますが、そういう方ばかりではないのかもしれません。
競技と言っても、競う要素がほぼ0
もしかしたら、これが一番の原因かもしれません。
最近は、全国的にこのようなイベントの場で子どもたちに優劣をつけることを避ける風潮があるようです。
しゃかちゃんの保育園がそのような方針なのかは分かりませんが、かけっこでも1,2,3などの旗はありませんでしたし、速さや回数・個数を競う場面もほとんどありませんでした。
なので、各年齢ごとの競技は本当に淡々と進んでいた印象でした。
勝敗がないので、言い方は悪いですが「応援のし甲斐がない」と思う方もいたのかもしれませんね。
だから、唯一勝敗が決まる年長さんのリレーが一番盛り上がったのも納得がいきます。
「紅白対抗」ではない
運動会というと、「紅白合戦」が一般的かと思いますが、そもそも紅白に分かれるということもありませんでした。
競う要素がないわけなので当然ですね。
目に見える得点もないので、視覚的にも応援しづらいのかも?
日本人の同調圧力の強さ
日本人は、同調圧力が強いと言われています。
同調圧力(どうちょうあつりょく 英: Peer pressure)とは、地域共同体や職場などある特定のピアグループ(英: Peer group )において意思決定を行う際に、少数意見を有する者に対して暗黙のうちに多数意見に合わせることを強制することを指す。
要するに、日本人は「みんな同じ」を重んじる(?)民族ということなんです。
(圧力だから、重んじるではないかもしれませんね)
なので、運動会においても「もっと声出して応援したいな」と思ったとしても、周囲にそういう人があまりいなければ、そちらに合わせてしまう人が多いのだと思います。
全くそういうことを気にせずに応援できれば、それはそれで素晴らしいことなのかもしれません。
(動画撮影している人から、空気読めよ的な視線を送られる可能性はありますけどね)
運動会だけど、お遊戯会も兼ねている?
しゃかちゃんの通う保育園では、「お遊戯会」がありません。
何か役を演じるようなお遊戯は、参観日の時にやったりしているようです。
1日使ってお遊戯会をやらない代わりに、運動会にもダンスなどのお遊戯に準ずるものを取り入れ、保護者に観てもらう機会としているのかな、と勝手に思っています。
そう考えると、撮影にも力が入るのも至極当然と言えるかもしれませんね。
しゃかちゃんは、応援のしすぎで喉を痛めたらしい(笑)
運動会の当事者だったしゃかちゃん、運動会終了後にこんなことを言っていました。
私「今日はすごかったね!お疲れ様。あんなにいろいろできるって知らなかったよ。」
しゃか「うん、そうだよ。それよりもさ、のどが痛くて。」
私「風邪でもひいたかね?」
しゃか「違う!年長さんのリレー応援しすぎて痛くなったの!!」
それよりもさって、自分が褒められたことはどうでもいいんかい!!(゚Д゚)ノ
応援のしすぎで喉痛めるって、相当ですね・・・ある意味見習うべきものがあると思いました(笑)
運動会を盛り上げたければ、「サクラ」が必要かも
このように、「勝敗や優劣をつけない運動会が良くない」とは全く思っていません。
主役は子どもたちなので、子どもたちが楽しく、それでいて日頃の成果を発揮できればそれでいいと私は思っています。
しかし、中には運動会が盛り上がりに欠けることを問題視している保護者の方もいらっしゃるようで、「運動会を盛り上げる工夫をしてほしい」という意見もあったそうです。
でも、それって私たち保護者の仕事なのでは?
そう感じたものの、皆他人任せなのは言うまでもありません(~_~;)
ここからは私の勝手な妄想上の作戦ですが、同調圧力の強い日本人の特性から、保護者席の中に「サクラ」を混ぜて、大きな声で応援・声援をしてもらったらいいのではないかと思うのです!
それこそ思いっきり!
そうすれば、「声出して応援したい」潜在層がそれに同調し、盛り上がること請け合いです( `ー´)ノ
(あくまで妄想なので、実際に盛り上がるかは保証しかねます(笑))
来年はしゃかちゃんも年長さん。
今年の分もなりふり構わず応援しようと思います!
最後までお読みいただき、ありがとうございましたm(__)m
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